2023/04/03
社会人、営業として成長してきた3年間。支店長を目指す新卒社員の想いとは
コンサルティング営業U-CARソリューション事業本部伊地知 巧

中古車販売事業支援クラウドサービス「symphony」の利用拡大・促進に向け、全国13拠点を展開するU-CARソリューション事業本部。 若手社員も多く在籍する中で、ひときわの活躍を見せるのが伊地知巧(いじちたくみ)さんです。 馴染みのない地への転勤も経験した彼が、営業として、社会人として今後目指す目標に迫ります。
CHAPTER
どこで働くかより、誰と働くかが決め手だった
——就活のとき、志望していた業界や職種、重視していたことはありましたか?
業界はこだわらず幅広い企業を見ていて、職種は「営業職」に絞って就活をしていました。
ただ、それ以外には具体的な「理想の会社像」というのは全く持っていなくて。選考を受ける中で一つ一つの会社のイメージを具体化していき、入社したいと思える会社を探していこうと考えていました。
営業職は正直ブラックな部分もあるんだろうな、と割とドライに捉えている部分があって、正直細かな条件や待遇はあまり気にしていなかったんです。ファブリカコミュニケーションズを受けたときも、当時はみなし残業時間が月45時間あって、「もしかしてブラックなのかなあ」なんて思いながら入社を決めたくらいなので(笑)
社会人ってそういうものかな、と学生の頃は思っていたんですよね。
——そんな中、ファブリカコミュニケーションズを知ったきっかけ、また入社の決め手は何だったのでしょうか?
ファブリカコミュニケーションズの選考を受けたのは3年生の秋頃で、当時のアルバイト先の先輩を通して「早期選考しているらしいから、受けてみたら?」と紹介いただいたのがきっかけです。
自分が本格的に就活を始める前だったので、正直最初は練習のつもりという軽い気持ちで受けたのですが、選考を通して関わった社員の皆さんが様々な経験の持ち主で、つい話に惹き込まれてしまいました。
例えば面接でのやり取りの中で、僕が「将来こういう人生を歩みたい」と将来像を話した際、「それならこういうやり方や順序もあるよ」と人事の方にアドバイスを頂けたことは、特に印象に残っていますね。
選考と言っても、自分の話す内容や目標に寄り添っていただけた印象が強かったです。
いろいろな方と話すうちに「こんな人たちと一緒に働きたい」という気持ちがどんどん高まり、最終的に入社を決めました。
もともと車やITについてはあまり知識も興味もありませんでしたが、知らない事を知れる環境が逆に面白そうだと感じ、挑戦してみようと思いました。
幅広いお客様と関わる中で、自分も成長できた
——入社後の仕事内容を教えてください。
私が担当するのは、中古車販売管理システム「symphony」などの新規・フォロー営業で、お客様は中古車販売店様です。広告掲載のご提案に加え、保証サービスや自社開発の管理システムを使っていただくご提案をしています。
ITやシステム営業というと難しそうなイメージがありましたが、実際にはとてもシンプルで、お客様が「困っている事」を解決するためにITを使った「解決策」をご提案することが主な仕事です。
キャッチコピーの提案や商品のプライシング等お客様の経営に関する深いところまで自分の意見を聞いてもらえることがあり、それが成果につながるとすごく嬉しいです。
——ご出身は愛知ですが、入社後は福岡支店配属となり、その後東京支店へ異動して現在まで働いていますよね。転勤については抵抗はなかったのでしょうか?
元々は出身地の近くで働けたらと思っていたのですが、営業職という職業柄、転勤についてはある程度仕方ないと割り切っていました。そのため1年目は福岡支店で、2年目からは東京支店に異動する機会をいただき、経験を積んできました。
異動してみて分かったのは、地域によってお客様のニーズや求める内容が異なるということ。
福岡では写真撮影やシステムの使い方などをサポートすることが多かったのですが、東京に来てからは「よく売れてる車って何?」という現状分析や数字のレポート、またお客様の店舗で今後どうシステムを運用していくべきか、といったアドバイスを求められることが増えました。
自分が売る商品以外のこともよく話すようになりましたね。
僕はまだ社会人3年目で経験も浅いのですが、他のお客様から聞いた情報や会話を思い出しながら、会話の引き出しを日々増やしています。
今思えば、異動という機会を通して幅広いお客様に接したことが、自分の営業としてのスキルアップ・成長に繋がったと実感しています。
——入社してみて、ファブリカコミュニケーションズはどんな会社だと感じますか?
新人の頃はなかなか意見しにくいイメージを持たれる方が多いと思いますが、ここでは新人でも発言しやすい雰囲気があり、とても風通しの良い会社だと思います。
例えば、定期的に行われる「社長会」では匿名で社長に直接質問が出来たり、上司との距離が近かったり、社員同士のコミュニケーションが取りやすい環境があります。
また入社年次を問わず活躍の場が設けられていて、自ら考え積極的にチャレンジする事をよしとする社風です。若手から任せてもらえる、挑戦できる仕事も多いので、成長に大きくプラスになっていると感じています。
学生時代は「営業職はブラック」という偏見があったのですが、実際にファブリカコミュニケーションズで働いてみると想像以上に残業や休日出勤がなくて、プライベートも充実できています。
福岡にいた頃にサーフィンを始めたり、東京ではキックボクシングに通ったりと、やりたいことにもたくさん挑戦しています。
部下・後輩を支える立場を目指して
——仕事を通して、成長したと感じることは何ですか?
基本的な言葉使いや文章力はもちろんですが、1番成長したのはやはり営業力だと思います。
皆さん優秀な先輩が多く、先輩方の営業を観察・吸収する事で、自分の営業力向上に繋げることが出来ました。嬉しいことに、入社1年目の頃にはお客様からは「本当に1年目?」と驚かれる事もあるほどで、見違えるほど営業力がついたと実感しております。
まだまだ営業では学ぶべき事が多くあり、営業力に限界はないと思っているので、これからも現状に満足せず、成長し続けていきたいと思っています。
——ファブリカコミュニケーションズに入社してから、自分が「変化」したと感じることはありますか?
ファブリカコミュニケーションズには「ファブリカ社員 10の約束」という社員心得のようなものがあるのですが、その中の「全ての原因は自分にある。他責を戒め、自己を磨きます」という言葉は自分に大きな影響を与えたと思います。
どんな仕事においても自信を持つことは大事ですが、信頼を得るためには同時に謙虚さも必要です。
なにか悪いことや失敗したことがあっても、誰かを責めるのではなく「自分が悪かった」とまずは素直に反省し、振り返ることを意識するようになりました。
まだまだ仕事で学ぶべき事はたくさんありますし、営業としてのスキルアップに限界はないと思っているので、これからも謙虚な姿勢で成長し続けていきたいと思っています。
——最後に、伊地知さんがこれから「挑戦」したいことや目標を教えてください。
一番の目標は、支店長になることです。
これからもU-CARソリューション事業本部では全国への支店拡大が計画されていますし、新規支店立ち上げの際には真っ先に声をかけていただけるよう、まずは自分の営業成績をしっかり上げていくために仕事に励んでいます。
また支店長を目指すにあたっては、周囲をサポートしていくスキルも必要だと感じています。というのも、「支店長は自分の営業成績よりも、後輩や部下が成績を上げられるようにサポートすることが大切だ」と社長から直々にアドバイスいただいたことがあって、それが心に残っているからです。
社員間のコミュニケーションはこれまでもよく取っていましたが、今は「支店長として必要なスキルを伸ばす」という気持ちを持って、意識的に行うようにしています。
自他共に認める「信頼のおける支店長」を目指して、今後も頑張っていきたいです。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
編集:小島 沙也子