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CULTURE

2025/11/04

AI時代のプロダクト開発を体験!1dayアプリ開発インターン

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こんにちは!

2025年新卒で入社した開発チームの小松です。

8月8日と8月9日に名古屋と東京でエンジニア向けの1dayインターンを開催し、その際に運営サポートとして参加しました。

会場では情報系学部だけでなく、文理問わず様々な学部に所属されている学生が集まり、AIツールを駆使してオリジナルのWebアプリの開発に挑戦しました。

AIの進化に対する参加者の驚きや、アプリが実際に動いた時の喜び、ワクワクがとても伝わってくる有意義なインターンとなったのでその様子をレポートします!

この記事は東京での1dayインターンを取り上げた内容となっています。

この記事はこんな方におすすめです。

  • インターンに参加してみたいけど悩んでいる方
  • インターンでどんなことができるのか知りたい方
  • 雰囲気を知ってから参加を決めたい方

CHAPTER

1. なぜAI✖️開発インターンなのか?

最近はAIの進化が凄まじいですね!

毎日のように新しいサービスや機能が登場しており、僕も新しい情報に付いていくのがとても大変です。

この技術の進化によって以前は1ヶ月かかっていたようなWebサイトも、AIを使えばたったの1日で完成する時代になりました。

弊社ファブリカコミュニケーションズもこの流れに乗り、今期は『Let’s rock AI !』というスローガンを掲げ、全社的にAI活用を推進しています。

例えば、2025年の社員総会では、社員全員がAI研修に取り組み、AIに関する知見を深めました。

詳しくはこちら

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全社員が真剣にAI研修に取り組む様子

 社内ではChatGPTやClaude、Geminiといった代表的なサービス以外にも、たくさんのAIツールを日常的に活用しています。

こうしたAIの進化と活用を背景に、

  • どれだけWeb開発が容易になったのか
  • プロダクト開発の現場でどのようにAIが活用されているのか
  • アイデアを形にする楽しさや達成感

これらを参加者のみなさんにも体感してほしい!という思いから、今回の1dayインターンが開催されました。

2. インターン概要

今回の1dayインターンのテーマは、「AIを活用してフォームアプリを開発しよう!」 でした。

フォームアプリとは、入力した値に応じて結果が返ってくる仕組みを持つアプリのことです。

イメージしやすいものだとアンケートやクイズ、診断アプリはフォームアプリと言えますね。参加者の方々には、そういった身近なサービスをイメージしてもらいつつ、AIを活用してアプリを作り上げていただきました。

今回は有料のものを含む弊社のAIを用いた開発環境を参加者にも開放し、思う存分最新のAIツールを利用して開発して頂きました。

作業はチームごとに分かれ、アイデアを出し合ったり相談したりしながら進めました。

また、分からないことがあった時に『聞きづらいな』と思うこともあるかもしれないので、僕含む社員は各チームを巡回して、積極的に声をかけるように意識しました。

『ちょっと聞いてみようかな』と思ったタイミングで聞けないのは嫌ですからね。

開発の流れについてですが、弊社の開発現場では以下の流れで普段プロジェクトを進めています。

  1. 要件定義 → 何を作るか明確化
  2. 設計 → どう作るか計画
  3. 開発 → 実際にコーディング
  4. テスト → 動作確認・改善
  5. リリース → ユーザーに提供

本インターンは発表をリリースと見立てて、1連のプロセスを1日で一気に体験していただきました。

AIを活用し、プロダクト開発の流れを1dayでリアルに味わえる」点が、このインターンの大きな特徴です!

3. 当日の雰囲気

当日は、8名の学生に参加いただきました。

情報系学部の学生から他学部の学生まで幅広く集まり、多様なバックグラウンドを持つ参加者同士が交流できたことをとても嬉しく思います。

会社に到着してすぐは、少し緊張している方や不安そうな顔をしている参加者もいました。

初めての環境で初めて会う人もたくさんいると緊張しますよね。

当日は以下のような流れで進めました。

当日の流れ

  1. 導入説明&ツールセットアップ
  2. アイデア企画(テーマ選定)
  3. 要件定義・設計&レビュー
  4. 懇親ランチ
  5. 実装&レビュー
  6. 発表準備
  7. 発表・フィードバック
  8. 会社紹介 

導入説明&ツールセットアップ

インターンがスタートし、まず最初に社員が自己紹介を行い、1日の流れや開発テーマを説明しました。

参加者の多くが「本当に1日でアプリが作れるのかな?」と少し不安そうな表情をしていたのが印象に残っています。

まずはアイスブレイクとして、e-Typingでタイピングスコアを計測し、その結果をもとにチームを編成。

その後、参加者の方々にチーム内で自己紹介をしていただきました。

チーム内でコミュニケーションをとるうちに少しずつ緊張がほぐれてきたように思います。

次に開発で使用するツールのセットアップに移りました。

初めて触るツールに戸惑う参加者もいましたが、社員が巡回し積極的にサポート

僕自身も困っている参加者のもとで、一緒にツールのセットアップをしました💪

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 社員も協力しつつ、ツールセットアップを行いました!

アイデア企画(テーマ選定)

全員の開発環境が整ったところで、実際に今回開発するアプリのアイデアを考えていきます。この段階ではまだ詳細まで考える必要はなく、『どんなものを作ろうかな』と考える段階です。

すぐには思い浮かばないという方には、『身近な人が困っていることを見つけてみましょう』と促したり、『ChatGPTにアイデアを出してもらうのもいいよ』とアドバイスをしました。

このようにアイデアを出したい時にもAIツールはとても役立ちます⭐️

要件定義・設計&レビュー

アプリの方向性が固まったら、要件定義と設計に取り組みました。

  1. このアプリは、誰のどんな課題を解決するのか?
  2. その課題はなぜ発生するのか?
  3. その課題を解決するにはどんな機能があれば良いのか?

といった実践的かつ本質的な少し難しいことを考え、要件定義書としてまとめてもらいました。

この要件定義・設計はとても大変ですし実装に比べると面白みを感じにくい部分ですが、詳細を考えておくことで後でとても楽になります。逆に曖昧な部分が多いと、実装の段階で困ってしまいます(経験あり😅)。

作成した要件定義書を参加者に軽く発表していただき、より良くなるように社員からフィードバック。

例えば、誰のどんな課題を解決するのかという問いに答えるヒントとして、『ペルソナ(『典型的なユーザー』を表すマーケティング用語)を詳細に設定することで、機能の詳細を考える際の判断基準になり、よりユーザーにとって使いやすいアプリになるよ』とフィードバックをしました。

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実践さながらの要件定義書レビュー

 懇親ランチ

午前の集中を終えたら、みんなでランチタイム!

寿司やピザ、ドリンクを用意して、東京オフィスのカウンターテーブルを囲んで参加者と社員がざっくばらんに会話を楽しみました。

学生生活や就活の話、趣味の話まで、和やかな雰囲気で交流が広がりました

この時、大学生の皆さんは夏休みだったようで、旅行に行ったり遊んだりしているとお聞きしました。大学生活を満喫しているようで羨ましいですね!

参加者の方達ととても楽しく会話ができたので良かったです。

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 カジュアルな雰囲気で交流することで、仲を深めることができました!

実装&レビュー

ランチを終えたら再開です。次は運営側で用意したAIに指示をするためのフォーマットと作成した要件定義書を元に、いよいよ実装の時間。

AIツールを活用してアプリを実装していきます。AIに指示を出すと想像以上にコードが生成され、驚いている参加者も多くいました。

このインターンで一番感じていただきたかったAIの進化が伝わったのではないでしょうか?

一方で、生成されたコードがそのままでは動かないケースもあり、参加者同士で相談したり、社員に質問したりしながら原因を探り、問題を解決していきました。

実際の開発現場でも、AIに生成してもらったコードが動かないということはよくあるので、AIも完璧ではないということを参加者も感じることができたと思います。

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 参加者の熱意に応えるように社員も全力でサポート

AIに指示を出しながら開発を進め、要件定義書も適宜アップデートしていきます。

僕が見て回る度にアプリがどんどん形になっていてAIの凄さを感じるとともに、参加者の方々もAIを使いこなせていたので素晴らしいなと思いました。

最後にはレビューの時間を設けて、社員がアプリをフィードバック。短い時間ながら、誰の何を解決するのかという問いから開発を行い実際に形にするまでの一連の流れを体験をしていただけました!

発表準備

実装を終えた後は、各チームの代表者の方に発表の準備をしてもらいました。

もっと良いアプリにしたい」という思いから、発表直前までAIに追加の指示を出して修正を重ねる参加者の方々。

自分の作っているアプリをより良くしたいという気持ちはとても良くわかりますし、アイデアを形にしていく過程はアプリ開発の醍醐味ですね!

発表・フィードバック

いよいよチームごとの発表です。短時間で作ったとは思えないユニークなアプリを披露していただき、大いに盛り上がりました!

診断アプリや記録アプリなど、どの作品も個性が出ていてとても興味深かったです。

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参加者も社員も興味津々で発表に注目!

発表後には社員からも「このアイデアはサービス化できそう」「こういうサービス本当にありそう」という声が上がりました。

僕も参加者の方々の発表を見ていてとても楽しかったです!

以下は実際に参加者の方々が作成したアプリです。

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今の気分に合わせて音楽をおすすめするアプリ

 

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 日々のタスクをゲーム感覚で管理することができるアプリ

会社紹介

最後に、弊社の事業内容やエンジニアの働き方について紹介しました。

オフィス内もご案内し、実際の職場環境を見学していただくことで、より会社への理解を深めてもらえたと思います。

4. 1dayインターンまとめ

1日のプログラムを通して、多くの参加者が「1日でここまでできるんだ!」という大きな達成感を味わってくれました。

短時間ながら開発の一連の流れを体験し、AIを活用したプロダクト開発の楽しさと可能性を実感できたことは、きっと今後の学びやキャリアの大きな糧になるはずです。

僕たちも、皆さんの柔軟な発想や積極的なチャレンジ精神に触れ、とても刺激を受けました。

また、アンケートを実施したところ、満足度の平均が10点中9.25点という非常に高い評価となり、とても嬉しく思います😆

AIに興味を持つことができた』という方や『アプリを作成できて達成感を感じた』という方もいて開催して本当に良かったなと感じました。

一方で、『時間が少し足りなかった』『Q&Aの時間がもう少し欲しかった』という意見もいただいたので、これらは改善していこうと思います。

次回の1dayインターンでは、より多くの方に充実した経験を届けられるよう、今回いただいたフィードバックを活かしてさらにブラッシュアップしていきます!

編集:小松礼弥

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