2023/08/16
変化と挑戦を続ける会社で、全社員が同じ方向を向くために。「社員総会2023」の様子に密着!
こんにちは!広報担当の牧野です。
ファブリカコミュニケーションズでは、毎年5月頃に全社を通して一大イベント「社員総会」を実施しています。 今年度は2023年5月26日(金)に社員総会を実施しました。
新型コロナウイルスの流行や社員数の増加により、なかなかリアルで集まる機会があった中で、今年はどのように実施したのか?総会運営の裏側をご紹介するとともに、そもそも社員総会はどのような意図で実施しているのか?を詳しくご紹介できればと思います。
CHAPTER
そもそも社員総会ってどんな目的?
そもそも社員総会の目的は何か。一般的に実施目的として言われていることは3つあります。
- 経営方針や戦略の共有による結束力の向上
- 社員のモチベーションの向上
- 社内の情報共有・コミュニケーションの円滑化
当社は全社員で200名弱。大企業と言うほどではありませんが、子会社もあり、全国に拠点を構えているため、普段の業務の範囲ではなかなか他事業部の動きや他支店の様子を知る機会や、経営者の考えを聞く機会は多くはありません。
そういった意味でも年に一度だけの、グループ社員が通常業務の手を止めて全員が同じ時間を共有する貴重な機会として、目的に沿ったプログラムを毎年考えています。
よく社員から「優秀社員賞に選ばれるように日々業務を頑張っている」という声も聞くので、モチベーションアップにつながる機会にもなっていると考えています。
今年は初めてスタジオを借りての配信

昨年は数年ぶりにリアルイベントとして一堂に会して社員総会を実施が出来たこともあり、今年も...と期待する声はあったものの、今年はオンラインの実施になることが決定し、4月に全グループ社員へアナウンスがなされました。
と同時に、オンライン実施でどうしたら社員に楽しんでもらえるか?今年はどのように実施しようか?人事や総務のメンバーを中心に社員総会を運営するチームを発足し、役割分担を行いつつ当日の内容を詰めていく作業がスタート。私は資料作りの担当として関わらせていただきました。
内容を詰める中で出てきた課題はオンラインの配信方法。過去にもコロナ禍に自分たちでZoomミーティングを利用した配信をしたことはあるので、全くノウハウがないわけではないものの、カメラ等の撮影機材の確保、安定したWiFi環境の確保、全国拠点でのスムーズな連携にはなかなかのハードルがあり、クオリティーを担保するのが大変なことは重々承知しており...。
そんな中、今年はスタジオを借りて配信を外部に委託してみるのはどうか?という案が浮上しました。
そして、なんとか費用を抑えながらも高クオリティーでの配信をしていただけるスタジオ&配信会社が見つかったことから、今年はファブリカコミュニケーションズ史上初のスタジオ配信が決定しました!
どんなプログラムにする?
次に決めたのは当日のタイムテーブル。例年の流れを踏襲しつつ、今年は新たに実施した新規事業創出プロジェクト「ファブトレ」のプレゼン発表の時間を作ることが決まっており、どんな構成にするかを詰めていきました。
そして決まったのがこのような流れ。休憩を入れて全4時間のプログラムです。
- オープニングムービー
- 代表挨拶(併せて新入社員紹介、前期の決算報告など)
- 各事業部門発表
- 今期事業計画と今期スローガンの発表
- ファブトレプレゼン発表
- スライドショー(これまでの社員総会の振り返り)
- 優秀社員表彰式
- 研修
過去の社員総会の様子
今年は叶わなかったリアルでの社員総会ですが、過去に実施した様子を少しご紹介できればと思います。
10年前の2013年。この頃は年末に忘年会をかねて社員総会を行なっていました。この社員総会では社長から東証への“上場”を目指すことが発表され、社員の士気が一気に高まった年でした。
レクリエーションは「財宝探し」。雪が積もった飛騨高山の街に繰り出し、チームで協力しながらミッションシートと地図を使ってキーワードを埋めるというレクリエーションを楽しみました。

2014年は諏訪湖でワカサギ釣り、2015年は室内運動会(ムカデ競争、棒引き、障害物競争、豆つかみなど)を実施したこともあります。また昨年は、Netflixで配信され大ヒットした韓国のサバイバルドラマ「イカゲーム」をイメージした生き残り戦が企画されたこともありました。




また、会議・レクリエーション以外では、夕食を取りながら懇親会(宴会)を楽しむ時間も設けられてきました。宴会で大事なものといえば出し物。新入社員や有志のグループでダンスや歌が披露されます。
私も数年前、新卒社員の頃に同期で当時流行していたバブリーダンスを踊った記憶があります。
私自身ダンスが得意ではないことに加え、同期は全国バラバラの支店におり全員で揃っての練習ができず、社員総会本番までに完成するかとても不安でしたが...、テレビ通話を繋いで、終業後に練習したり、昭和の肩パットが入った洋服をメルカリで買ったりと...準備する期間は振り返ると大変楽しかった思い出となりました。
(ちなみに同期の男性社員が着る衣装はサイズがなく、裁縫が得意な社員さんが特別に作ってくれました!)
2023年の社員総会 当日の様子
さて時を戻して、今年の当日の様子をお届けします。
総会前日まで約1ヶ月間、ムービーの撮影、配信会社との打合せや、発表資料作り、司会者の練習、表彰の準備など...怒涛の日々でしたが、それぞれの担当をなんとかこなし無事に当日を迎えることができました。
当日は午前中から発表者を集めてリハーサルを実施。立ち位置や資料の送り方、流れを最終チェックしました。私は登壇予定がないので、皆さんへエールを送りつつ...配信会社さんと一緒に投影資料の最終調整に奔走していました。
そして始まったのは午後2時。オープニングムービーでは社員の渾身の演技と編集により、映画館で見るような鑑賞マナームービーが披露されました。
続いて社長の登壇。新しく加わった社員の紹介に加えて、昨年1年間で生まれた赤ちゃんや社員の結婚の発表などおめでたいニュースが共有されるのも当社ならではかもしれません。
事業部長からの戦略発表、今年の業績目標、スローガン発表と順調に進行していきます。
今年は新たにプロダクト開発本部長兼CTO(Chief Technology Officer:最高技術責任者)として就任された渡辺さんの紹介もなされました。
今年の社内スローガンは「Catch The Wave - チャンスをものにしよう -」。世界が変わりゆく名で、当社のミッションの通り“変化をチャンス”と捉え、その変化の波に乗ろうという意味が込められています。
そして、今年実施された「ファブトレ」のプレゼン発表。この様子は別記事にて詳しくお届けしましたが、プレゼンを行なった社員2組の入念な準備により大変盛り上がりました。
プログラム後半に実施されたのは、社員表彰。毎年、少しずつ賞の内容は変わることもありますが、今年は各事業部から選出される「優秀社員賞」、1年間の中途入社から選出される「ベスト即戦力賞」、新卒入社社員から選出される「ベストルーキー賞」、そして「社長賞」「特別賞」「最優秀賞」の5部門が用意され、それぞれ選ばれた社員や部門が表彰されました。
事業部長などが一人一人に向けて書かれる表彰状の内容は、トロフィーや賞金以上にとても嬉しいものです。表彰された社員の皆さんは突然のスピーチに戸惑いながらも、喜びの声を届けてくれました!

4時間の長時間ではありましたが、なんと終わったのは予定していた終了時間にほぼピッタリ!正直30分くらい伸びるかもと思っていましたが、完璧な時間配分となりました。
社員総会2023を終えて...
オンライン配信ということで、どうしても一方通行になることは避けられなかったものの、見ている方も発表する側も楽しめる内容を配信できたのではないか?と思います。
コンテンツを盛り込みすぎて疲れたかもしれませんが...、また一年モチベーションを高め、社員一丸となって成長させていく良い機会になったように思います。
社員総会を一つのきっかけとして、これからも事業成長と社会貢献を実現していきます!
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
編集:牧野 優生(経営企画室 課長)