2024/08/29
学生時代にウェブライターを経験し、現在はウェブメディアのマーケターとして活躍を続ける社員の働き方
マーケティング企画インターネットサービス事業本部和佐 崇史
現在、インターネットサービス事業本部 メディア・マーケティングチームで活躍する和佐崇史(わさたかふみ)さん。 学生時代から現在に至るまでのご経験や働き方をお聞きしました。
CHAPTER
学生時代はウェブライターとして複数の長期インターンを経験
——和佐さんは、学生時代からいくつかの長期インターンを経験されたとお聞きしました。どのようなインターンを経験されたのでしょうか。
大学2年の頃にウェブライターのインターンがあることを知りました。幼い頃から本読むのが好きだったので「これは面白いんじゃないか?」と思ったのがきっかけです。インターンを始めてみたらどハマりしまして...学生時代は時間のほとんどをインターンに費やしました。就活のためというよりは、ウェブライターの仕事が面白かったんです。学生の頃は5社ほど長期インターンを経験しました。
——就活は、いつ頃からどのような軸で行なっていたのでしょうか。
インターンで経験したウェブメディアの仕事が楽しかったので、同じようにウェブメディアに関われる仕事がしたいと思い、大学3年の冬に就活を始めました。入社1年目からウェブメディアやマーケティングを担当できそうな会社をピックアップしている時にファブリカコミュニケーションズを見つけ応募しました。他にスカウトサイトでたまたま見つけた企業も受けていましたが、当時は「1年目から関われる」という条件がかなり珍しくて、当てはまる企業はファブリカコミュニケーションズを含め5社ほどしか無かったと思います。
——他社の選考も受けた上で当社に決められた理由は?
長期インターンでお世話になったベンチャー企業は「昨日は午前4時まで仕事した」と会話に出るくらい忙しそうな会社でした。僕の場合はベンチャーで働くほどの気概はなかったというか、そういった働き方はピンと来ませんでした...プライベートも充実させたいという思いが強かったんですよね。インターンで働いていた頃もファブリカコミュニケーションズに入社した今も、成果につながる仕事に集中することを意識していて、ほぼ定時で帰宅しています。
それから、ファブリカに入社を決めた最大の理由は内定後に参加した先輩社員との交流会(座談会)の雰囲気が良かったことです。その時にマーケターの先輩とたくさんお話しさせていただいて、仲良くなれそうだなぁと思い入社を決めた記憶があります。ちなみに交流会で話をした先輩とは入社した今でも良くしてもらっています。
社会人生活の幕開け。その中で感じたこととはー
——入社後、ギャップなどはありましたか?
入社後すぐに新卒社員研修があるのですが、営業職の同期と一緒に1ヶ月ほど「営業研修」をしたのは面白いなと思いました。営業ロープレや実際に外に出て客先への営業同行なども経験しましたが、この経験はかなりタメになったと思います。正直、研修中は早くマーケティングの仕事をしたいという気持ちもありましたが(笑)
——配属後、任されたのはどんな業務でしたか?
研修後は、インターネットサービス事業本部メディア・マーケティングチームの配属となり、最初の頃は1ヶ月で20件ほど記事を書いていました。その後、他の方が書いた記事を編集したり今ある記事の改善に軸足を移していきました。
担当業務は段々と増えていきました。最初はWebメディアのアフィリエイト広告の売上を増やすことがミッションでした。2年目になってからはアドネットワーク広告の担当者にもなって、対応する記事数がどんどん増えていきました。
最近の業務は、コンテンツの編集や記事のリライトなどの管理なのですが、対応する記事が増えてきたので、質を保ちながらアウトプットの量を増やすにはどうしたら良いか強く考えるようになりました。
——1日の仕事の中身を教えてください。
1日のウェイトとして大きいのが、コンテンツの編集ですね。僕が担当している「CarMe」という車のウェブメディアは、モータージャーナリストの方に記事を書いていただくことが多いです。納品された記事を編集して公開まで進行する作業が1日に2時間ほどあります。
また、新しく作るコンテンツのテーマを決めてライターさんにご依頼するのも自分の仕事ですね。
会議や打ち合わせは、日に1〜2件入ることが多いです。内容としては、社外の方からサービスの提案を受けたり、社内の定例会議に出たり、社内のエンジニアと連携して進める必要のある施策の打ち合わせなどです。
他には、僕自身がナレッジを共有することを大事にしているので他の社員との情報交換を週1回程度しています。
—— ウェブメディアに関わるマーケターとして大事にしていることとは?
マーケターは、情報を仕入れる「インプット」がとても大事なんです。ですので、社内の人と話したり取引先と話すことも多いです。社外活動ですがマーケター交流会も積極的に参加しています。交流会で、今行っている施策などを情報交換するのが結構タメになっているなと思います。
——セミナーや勉強会について、会社は積極的に参加させてくれますか?またファブリカコミュニケーションズの職場環境についても教えてください。
僕の上司は、セミナーや勉強会に参加したいと伝えるとポジティブな反応が返ってきます。反対されたことはないです。
職場環境については、良い意味でも悪い意味でも自由だなと感じます。
自分から動けばみんな色々教えてくれますが、一方で、「丁寧に教育してもらえないと何もできません」という方だと成長するのは難しいのではないかなと思います。
仕事をする時に「この部分について教えて下さい」と聞いたら、先輩方はすごく丁寧に説明してくれます。一方で、「一から十まで手取り足取り教えて下さい」という姿勢だと合わないと思います。
自由で自分自身に責任があるからこそ、成長もできるという感じです。
企画、マーケターとして成長した3年間
——入社してからこれまで印象に残っている出来事はありますか?
ベストルーキー賞を受賞したことですね。
(当社の社員総会の中で、1年間で一番活躍した新卒社員が表彰される賞)
社員総会で200名ほどの社員の前で表彰されたのですが、自分の努力やその結果が認めてもらえたのが一番嬉しかったです。自分は結果を出すのがすごく好きなので、事業の売上を伸ばせて、それがきちんと会社に評価いただけたことがすごく嬉しかったです。
これまでの仕事の中で、嬉しかったことは賞をもらえたとか売上を伸ばせたことですし、しんどかったのも売上が上がらない...どうしたらいいんだろうって考えていた時です。
——入社後、自分が成長したなと感じることはありますか?
インターン生の頃は“事業数字“に責任を持たないのでどうしても自分で書いた記事の本数などが見えやすい数字となります。ですので、より多くのクオリティが高い記事を書くところにしかモチベーションが湧きませんでした。売り上げに責任を持って、「矢面に立って」仕事ができるのは正社員の特権だと思います。矢面に立つことでスタンスが変化して、しっかり「目標を達成するために何をするべきか」を考えられるようになりました。「CarMe」の売上をあげるためには結構 SEO の知識が必要だったので、SEOも社会人になってかなり詳しくなりました。
——今後に期待することありますか?
新しいものが好きなので、色々なサービスに関わっていきたいと思っています。今のところ、担当は主に「CarMe」だけですが、マーケターとしては「ここを改善したらよくなるんじゃないか」というアイデアを閃いたときが一番楽しいので、どんどん色々なサイトに挑戦させていただけたら嬉しいです。漠然としていますが「もっと大きな数字を上げたい」という欲求があります。そのために自分を成長させていきたいなとて思います。
——最後に就活生に向けてメッセージをお願いします。
働く上で「結果を出す」っていうのが一番重要だと思います。自分がどういった環境で、どういった仕事なら結果を出せそうかを考えて職場を選ぶのが大事なんじゃないかと思っています。
自分は大企業が合わない人間なのですが、他の人にもある程度裁量とか責任があって自分を成長させられる職場をおすすめします。裁量と責任がある環境に身を置くと、仕事のやりがいにしろ収入面にしろ、満足度が高いと思います。就職する時は、自分が好きで得意な部分が活かせる仕事を選ぶのがいいと思います。
僕は、ファブリカならそれが叶うかなと思い、ファブリカを選びました。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
編集:角皆 志乃