ファブリカコミュニケーションズの説明会を通し、知らない業界や分野への視野が広がった

 ——大橋さんは、就活の際はどんなことを志望していたのですか？

正直に言うと、どんな仕事をしたいのか、自分でもなかなか明確にならなくて悩む時期が長かったんです。ただ、せっかく社会人として働くなら、仕事を通じて「お客様が喜んでいるのが直接分かる場所で働きたい」という気持ちは持っていました。

そんな中で就活サイトを見ていた時、たまたまファブリカコミュニケーションズを見つけて、詳細やホームページを見る内に直感的に「なんだか良い会社だな」と思ったのが最初の出会いでした。
業務風景や社員総会の写真を見て、それまで見ていた会社とは違う雰囲気の良さを感じて興味を持ちました。

また、当時のファブリカコミュニケーションズは車業界に幅広くサービス提供をしているという印象が強かったにも関わらず、当時の自分は車についての知識も興味もほぼ無い中で説明会に参加しました。

車関係の会社と言うとディーラーのイメージが強かったんですが、こんなIT系の会社もあるんだ！と説明会を通して初めて知り、これがきっかけで自動車業界も視野に入れるようになりましたね。

——偶然の出会いだったのですね。その後選考に進み晴れて内定となりましたが、ファブリカコミュニケーションズへの入社の決め手は何だったのでしょうか？

第一印象で感じていた雰囲気の良さは、実際に会社の様子を見たり社員と話していてもギャップがなく、どんどん魅力的に映っていったことが大きかったです。

また面接の際に、子育てしながら仕事も両立する女性社員の方に会う機会があって、話を聞きながらこんなすごい人がいるんだ！と衝撃を受けたことを覚えています。

性別などに関わらず活躍の機会があって、正当に評価してもらえる環境が整っているんだなと、風通しの良さも感じた出来事でした。

お客様の車を扱う、気の抜けない大事な仕事

——入社後は、オートサービス事業本部 BP・レンタカー事業部の運営部に配属となりました。具体的にはどういった業務をされているのでしょうか？

「鈑金塗装・レンタカー ファブリカ」のサービスにおいて、積載車を運転して一般のお客様やディーラーなどを訪問し、事故車の引取・納車、レンタカーの配車・回収などを行なう業務にあたっています。
今は岐阜県羽島市にある岐阜営業所を中心に、北は美濃市、西は関ヶ原町、東は愛知県小牧市あたりまでのエリアを担当しています。

入社前は正直この事業部について詳しく知らなくて、実際に配属されてから「こんなところがあったのか…」と思った記憶がありますね。それまでは綺麗な本社しか見ていなかったので、ちょっぴりギャップと言えばギャップだったかもしれません（笑）

ただ実際の業務内容や仕事を知ると、自分が仕事を通して叶えたいと考えていた「お客様が喜んでいるのが直接分かる場所で働きたい」という要望を一番叶えられる部署だなと感じました。

面接でも顧客の反応を間近で感じたい、顧客満足度を高めることに貢献したいと話していたので、それもあってBPに配属になったのかなと思っています。

——積載車を運転されるとのことでしたが、免許は元々持っていたのですか？

いえ、入社後にBPに配属になってから、積載車の運転に必要な中型免許を取得しました。

免許取得のために1週間合宿に行ったんですが、自分が普通免許を取った時はAT限定だったので、限定解除も必要で。会社に費用を出していただいていたので、無事に免許を取得できるまで、緊張してヒヤヒヤしていました。

——1日のスケジュールについても教えてください。

引き取りに伺う場所にも寄るのですが、大体4件から5件くらい配車や回収に行くことが多いです。忙しい時はまず納車に伺って、その足で他の方の車両回収に伺ったりと、できるだけ効率よくこなせるように予定を組んで行なっています。

伺う先としては、事故をしてしまった一般のお客様のところへ車両を受け取りに行ったり、代わりにお貸しするレンタカー引き取りのためにディーラーに行ったり、修理車両を工場に受け取りに行ったりということもあります。

——仕事をする上で気をつけていることはありますか？

「丁寧な仕事をする」ことは常に心がけています。
例えば車を積載車に載せる際、車が大きくなればなるほど作業は大変ですし、載せる技術も必要になるので、お客様の大切な車を傷つけないように神経を使っています。

実は昔、修理が完了して届けにきた車をお客様の目の前で傷つけてしまったことがあって…。もう二度と同じ失敗はしないように、毎日同じ仕事であっても気を抜かないように意識しています。

あとは、積載車を停める場所にも気を遣っていますね。
特に街中になるほど停められる場所も限られてきますし、駐車場所によって他の方の迷惑になってしまってはいけないので。直接のお客様だけでなく、周囲にも気を配るように心がけています。

一人でも多くのお客様に「笑顔」になっていただくために

——仕事のやりがいはどんな時に感じるのでしょうか？

綺麗になった車を納車した際に、お客様から「ありがとう」と言われる時がやっぱり嬉しいですね。また、レンタカーを届けた時も助かったよと感謝されたり、お客様の声を直接聞けることで自分のやりがいに繋がっていると感じます。

自分自身は毎日同じ仕事を繰り返し行なっていても、相手となるお客様は毎回同じではなく、日々新しい人に接する機会がほとんどです。一人でも多くのお客様に「ありがとう」の言葉をいただけるよう、日々の仕事に向き合っています。

——最後に、今後大橋さんが「挑戦」したいこと、目標としていることを教えてください。

昨年は事業部内の誰よりも多く搬送を行ったので、それを今年も抜かれないのが一つの目標です。丁寧かつ多くのお客様にサービスを提供し、一人でも多く笑顔になっていただける方が増えたら嬉しいですね。

また、現在担当している岐阜営業所はお客様からのクレームが少なく、接客対応や提携工場の質も高いと自信を持っています。お客様全員にアンケートを取って集計しているわけではないのですが、引き続き丁寧なサービスを提供して、顧客満足度100%を目指して仕事に取り組みたいと思っています。

BPのサービス拠点はまだまだ数が少ないですが、いずれは新しい拠点が増えて、自分が「営業所所長」としてチームを引っ張っていく立場になりたいです。そのためにも地道に実績を積んで尊敬される仕事ぶりを発揮するのはもちろん、一人の人間として信頼を得られる存在でありたいと思います。

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