自己分析1000問で人生の難易度が下がった話
就活のメインコンテンツのひとつ、自己分析。最初は私も、就活のために自己分析を行っていました。
しかし、途中で気づいたのが、「自己分析は人生の難易度を下げるツール」という視点。
結局、自己分析を終える頃、とっくに就活は終わっていました。
このテックブログでは、私がなぜ、就活が終わっても自己分析をやり続けたのか説明します。
幸福のための自己分析

結論、私が自己分析をやり続けた目的は、自分を知り、幸せになりたかったからです。「幸せなら手を叩こう」と言われますが、幸せになりたいなら自己分析がおすすめです。
幸せの条件
人生の究極の目的は幸せになることですよね。では、どうすれば幸せになれるのでしょうか。
「人による」これが答えです。
「答えになってない」と怒らないでください。
確かに、「一般的にこれが満たされていると人は幸せだよね」という条件は過去の偉い方々が提唱しています。
- 神戸大学と同志社大学の共同研究
幸福度との関連性は、健康、人間関係、自己決定の順で高い - 橘玲『幸福の「資本」論』
幸せになるために必要なのは、金融資本(お金)、社会資本(人間関係)、人的資本(健康や高収入を得る力)
しかし、幸せに生きるためには、幸せの条件を知るだけでは充分ではありません。
自己分析で自分に合った幸せを見つける
幸せの条件は相互に矛盾することが『幸福の「資本」論』の中でも述べられています。
たとえば、友達と食事に行った時、人間関係を良くするために奢るべきでしょうか、それともお金を貯めるために、ワリカンにすべきでしょうか。
これは、自分が幸福になるに当たって、人間関係を重視すべきかお金を重視すべきかで変わってきます。
だからこそ「人による」のです。
自己分析の役割は、幸福な人生を送るに当たって、自分が何を重視すべきか知ることにあります。
人生が変わる自己分析のやり方

自分なりの幸せを見つけるのに、20分くらいでできる自己分析テストは十分ではありません。
私がおすすめするのは、『メモの魔力』に掲載されている「自己分析1000問」です。
私は1000問を100時間かけてこなしましたが、100問やるだけでも十分効果を実感できます。
自己分析1000問には答え方にもコツがあります。
それは『メモの魔力』のメインコンセプトである「具体、抽象化、転用」です。
具体、抽象化、転用
具体、抽象化、転用とは簡単に言うと、下記のような感じです。
- 具体:世の中で起きていること、自分の感情など
- 抽象化:そこから得られる学びや気づき
- 転用:学びや気づきを他で活かせないか考える
たとえば、自己分析1000問に掲載されている質問「小学校の時の将来の夢は?」を例にします。
- 具体:海外旅行に行くこと
- 抽象化:自分は新しいものを見たり知ったりするのが好き
- 転用:多くのことを幅広くできる仕事の方が向いているのではないか
このように、自分は「何が好きなのか」「何が嫌なのか」を知っていくことが幸せに生きる助けになります。
憂鬱でなければ、自己分析ではない
自己分析を真剣にやると、自分の嫌な部分を見て憂鬱になる瞬間があります。実際、私もありました。
しかし、自己分析の目的は本当の自分を知ることにあります。自分の嫌な部分がわからない自己分析は充分とは言えません。
自分の嫌な部分がどのような時に現れるのか知っていれば、できるだけそのような場面に遭遇しないよう対処することができます。
自己分析を仕事に活かす

最後はテックブログっぽく、自己分析を仕事にどう活かすか述べます。
私は、下で解説する3つの点で役に立っています。
①自分に適した職場を選ぶ
就活で自己分析を行うのは、自分が幸せに仕事できる職場を見つけるためです。
自己分析ができてないとなんとなくの印象で職場を選んでしまうため、「実際にやってみたら自分に向いてない仕事だった」「会社の雰囲気が合わない」となりやすいです。
私の場合、自己分析から「怖い雰囲気の人」が非常に苦手だとわかっていました。
そのため、みんな優しい雰囲気の弊社を選びました(突然の宣伝)。
②仕事のモチベーションを保つ
良い仕事をするためには、高いモチベーションが欠かせません。
仕事のモチベーションを保つために、自己分析でわかった「自分はどういう時にモチベーションが湧くのか」が役立ちます。
たとえば、私は数字が好きなのですが、これ自己分析の結果「数字が上がる→上司が褒めてくれる→自己肯定感が上がる」からだとわかりました。
なので、一見つまらない仕事でも「数字を上げるためだ」と思えば頑張れるようになりました。
③自分に合ったインプット方法を見つける
良い仕事をするためには、インプットが欠かせません。
しかし、自分に合ったインプット方法でないとなかなか続かないもの。
これも、自己分析できていれば、世の中にあるたくさんのインプット方法の中から、どれが自分に合っているのか見つけやすくなります。
たとえば、私はとてもめんどくさがりなので、ちょっとでも面倒と思うインプットだとすぐ三日坊主になってしまいます。
そのため、弊社の木谷さんがテックブログで紹介していた「Twitterで役に立ちそうなアカウントをフォローする」という方法を活用しています。
私は時間があるとすぐTwitterを眺めてしまうくせがあるので、その時間をインプット時間に変えよう、というわけです。
さあ、自己分析を始めよう
自己分析は就活だけでなく、人生全般で役立つことがお分かりいただけたでしょうか。
自己分析は、100問やるだけでも人生が変わりますので、就活生も社会人もぜひ取り組んでほしいです。
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