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ボルダリングは全身を使った「企画」?企画とボルダリングの共通点を考えてみた

企画の仕事はデスクワーク中心になりがちで、運動不足になる人も多くいます。
僕も運動不足が気になっていて、少しでも運動しようとボルダリングを始めたのですが、これが思いのほか面白くて最近ハマっています。そんなボルダリングについて、企画と似ているところがあるなと感じたので共通点を考えてみました。

ボルダリングとはロープなどの道具を使わずに、高さ約3〜5mの壁に埋め込まれた石を登るスポーツです。ルールは至ってシンプルで、難易度によって決められたコースの石を使って登り、壁の上部に設置されたゴールを両手でタッチします。自分で決めた目標(コース)に対して試行錯誤しながらクリアして、その度に大きな達成感を味わえるところが魅力です。

このボルダリング、一見すると筋力に頼って登る難しそうなスポーツに見えますが、このスポーツは筋力以外に観る力や考える力が非常に重要で、「登る石のコースを観る(インプット)」「登る方法を考える(プロセッシング)」「自分の身体を使って登る(アウトプット)」という3つのプロセスを踏んでゴールを目指します。

このインプット→プロセッシング→アウトプットの流れで物事を考えるということのは、企画の仕事にも通ずるものがあります。例えばあるWEBサイトの改善企画で、WEBサイトからの問い合わせが少ないことが問題となった時に、企画担当者が行うことは

①インプット

どの段階で人が少なくなっているかを調査・分析する(観る)。
→「フォームにはたくさん人が来るが、問い合わせ完了まで進む人が少ない」ことに気がつく

②プロセッシング

どうしてフォームで離脱してしまっているか考える。
→「入力欄が多いことで面倒になり、途中で離脱しまっているのではないか?」と仮説を立てる

③アウトプット

観て考えた結果から、企画書を作って提案する。
→「本当に必要な入力欄以外は削除するというWEBフォーム改修を行う」企画書を作る

という流れで企画を立てます。(これはあくまでWEBサイト改善企画の一例です)
この企画作業の中で特に大事なのがインプットで、前提である調査・分析が間違ってたら仮説も間違ったものになり、意味が無いものを作り出してしまいます。

ここでボルダリングに戻って考えてみたいと思います。
ボルダリングで重要なのも、やはりインプットである「登る石のコースを観る」ことです。
登りながらコースを探すと体力消費して終盤で力尽きてしまうことが多いですし、間違えて違うコースの石を使ってしまうこともあります。

次に大事なのがプロセッシングである「登る方法を考える」こと。
腕の筋力だけでも簡単なコースは登れますが、30分もしないうちに腕が疲れて登れなくなってしまいます。そのような登り方をする羽目になるのは登り方が適切でないからで、足をどう使ってどのタイミングで体重移動させるかなど、登り方を工夫することで楽に登ることができるようになります。

そして、最後にアウトプットである「自分の身体を使って登る」こと。難しいコースになれば、筋力が無ければクリアできないコースもあります。
ボルダリングを始めてみると分かるのですが、筋力が必要になるのは意外と最後の方で、最初のうちは上手く登れる人のコースと登り方を見るだけで、すぐに自分も登れてしまうことが多々あります。

ボルダリングの事例からも言えるように、立てた企画が良い成果を挙げるかどうかも、正しく調査・分析して、正しい仮説を立てることにかかっていると思います。時には他の人達の成功事例を観て分析をして、インプットとプロセッシングの時間を短縮することも大事かもしれません。

そういった企画に大切なインプット→プロセッシング→アウトプットの流れを、全身で体験できるのがボルダリングというスポーツです。
身体を動かして健康になりながら、企画のノウハウも学べるボルダリング。やったことがない方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

井畑 雄貴
インターネットサービス事業本部 企画開発本部 マーケティングチーム
井畑 雄貴

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