個人でHPを運用した3年間
ファブリカでは週2時間まで、業務に活かせると判断された学習を自由に行うことができる新人研修制度が存在しました。
筆者は研修としてレンタルVPSを使用してサーバーを立ち上げるところからホームページを作成しました。
その後も個人で運用を継続しており、8月で公開してから丸3年が経ちましたので3年間のホームページ運用で学んだことについて書いていきます。
◎個人で運用していくことの大変さについて
一番はなんといっても個人で運用していくことの大変さです。
ホームページには現在大きく分けて
- 記事コンテンツ(ロングテール狙い)
- エンタメコンテンツ
の2種類のコンテンツがあります。
記事コンテンツについては、執筆するのに早ければ2時間、時間を掛けるものだと1週間くらいかかります。
また、エンタメコンテンツについてはそもそもアイデアを思いつく必要がありますが、そこから完成までに3日から1ヶ月以上かかります。
それに加えてアップデートなどの裏側の作業も平日の夜や土日に行います。更新頻度についてはゆるめに「少なくとも半年程度に1本のコンテンツ公開」を最低目標として行ってはいますが、結構な時間をホームページ系の作業に当てており、なかなか大変だなと思うことも少なくありません。
ここから更にアフィリエイトで収益を得るのを目標とし出すとさらに大変です。例えば記事コンテンツでは基本的には毎日更新、少なくとも毎週更新をする必要があります。
流石にそこまで行くと空いている時間に個人で継続更新を行うのは難しいため、相当な覚悟が必要なんだなと感じました。
◎バックエンド側の作業にほんの少しだけ触れることができる

この新人研修ではレンタルVPSから自分でサーバーを立てるところから始めました。
そのためアクセス権限等の設定やサーバー負荷確認、リダイレクト設定なども自分で行っています。
多くのホームページ運営会社ではそうだと思いますが、ファブリカではインフラ担当の方がそのような作業を行っており、マーケティングチームに属する筆者がそのあたりの部分について触ることはありません。
しかし、サイトの改修企画でリダイレクト設定が必要であったりサーバー強化が必要な可能性がある場合にそのことを予測してインフラ担当の方に相談をできたりします。
また、以前紹介した宇宙謎の記事のようなプログラムを使用したコンテンツも作成しており、できる範囲で毎回JavaScriptを組んでいます。
こちらも業務レベルには及ばないですが軽微なプログラムであれば読解が可能になり、動作テストが楽になったりすることがあります。
◎自サイト運営の学びと業務の知識を相互に活かすことができる
こちらは元々の新人研修の主目的なので当たり前ですが、会社の業務で得た知識を自サイトの運営のための知識として役立てる、もしくは自サイトでコンテンツを作成したりアクセス数向上させるために勉強した知識がファブリカのサイトの改善案として活きていると感じています。
Google Analyticsやサーチコンソール、その他サイト監視系のツールの導入については会社で学び自ホームページに取り入れるようにしています。一方、新しい技術の取り入れやSEOライティングなどは自ホームページで先に取り入れて上手くいくかを気軽に試すことができ、上手くいったものを会社のサイトの改善として提案することができます。
個人ホームページと会社ホームページによってジャンルや更新頻度が異なることもあり、記事の伸びるタイミングやGoogleアップデートによる評価の違いを分析に活かすことができるというのも良い点です。
◎まとめ
最初は新人研修によって運用を始めたホームページですが、継続的にコンテンツを更新したり、いくつかのコンテンツがバズったりしたことにより順調にアクセス数を伸ばしていきました。3年経った現在では1日1,000UUくらいを安定して持ってくるようになりました。
現在は新人研修の制度が変わって数種類の中から自分の行いたいことを選ぶタイプの制度に変わったと聞いていますが、新人研修の期間が終わっても継続して力になるような研修が会社としても社員としても続いたら良いなと思います。
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