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エンジニアを志す人は今すぐカードゲームを始めよう

皆さんお疲れ様です。

エンジニアを志す方々が最も効率よく必要な能力を学べる手段がゲームであるということは、皆さん周知の事実かとは思います

今回はその中でも”カードゲーム”が優れているということについて是非知ってもらいたいと思います。

エンジニアの能力を高める最高のツールがゲームであるという根拠は挙げるならキリがありません。

今回はカードゲームという点に着目して、高められる能力をいくつか挙げてみます。

①論理的・戦略的思考力

カードゲームのプレイ中には、手札や場のカードといった使用可能なリソースの中で最適な選択肢を選ぶために論理的・戦略的に考える力が必要になります。

これには、カードに記載されているテキストやゲームのルールを論理的に解釈し、それを基に勝利に繋がる戦略を組み立てる能力が求められています。

これらの論理的・戦略的な思考力は、エンジニアリングの分野においても非常に重要です。

エンジニアは、複雑な問題を解決するために効率的なアプローチを考える必要があり、これには筋道を立てたり効率的なアルゴリズムを設計する能力が必要です。

カードゲームは選択肢が多く、最適に組み合わせるために複雑な思考が必要なため、思考力を高めるのに非常に役立つと言えます。

②推察力・分析力

カードゲームのプレイヤーは、ゲームの状況を分析して適切な戦術を考える能力が重要です。

例えば「このカードを使ったらこうなる」といった結果を予測してプレイしたり、「相手がこのカードを使ってくるかもしれない」というリスクを推察し、それに対する対策を立てたりします。

昨今のエンジニアにも類似したスキルが求められています。新しい解決策やバグの原因を探るために、プロジェクトのスケジュールやコストなどの状況を分析し、それに応じてアプローチを調整するといった場面が多いです。

また、カードゲームでは数ターン先を見越して推察し作戦を立てていくことがあります。これもエンジニアがプロジェクトのリスクを評価し、将来の要件を考慮して設計を行うプロセスに近いと言えます。

推察力と分析力はプロジェクト成功に導くために不可欠な要素であり、カードゲームの高度な戦略性はこれらのスキルを養うのに適しています。

③適応力・柔軟性

カードゲームでは既存のカードに関する知識はもちろん重要ですが、新たなカードや戦術が登場した際に迅速に適応し戦略を進化させていく力も必要です。

ゲームの環境が新しいカードや戦術の登場によって変化した際には、自分のデッキ構築や戦術に必要な変更を柔軟に考え、それを実践に移す適応力が求められます。

同様にエンジニアとしても、技術の進化や新しい課題に対して柔軟に適応し、それに基づいて革新的な解決策を探求する能力は極めて重要であると言えます。

④集中力・注意力

カードゲーム中は盤面の状況を常に把握し続けるために、集中力と注意力が必要です。それぞれのカードの特性やルールを記憶し、複雑に絡み合っている状況を把握するために集中力と注意力は強く要求されています。

また、制限時間内に勝敗に影響する重要な効果を見極めるなど、集中力と注意力が必要なシーンは数多く存在します。

エンジニアの仕事においても、プログラムコードの品質や効率性を向上させたり、複雑なアルゴリズムを理解するために高度な注意力と集中力は必要です。

会議内容や企画書、運用手順などに不備が無いかを見極めるためにこの力は特に必要になります。


これらの力をカードゲームにて鍛えることができるので、カードゲームはエンジニアの能力を高めていく一端になり得ると考えられます。

中でもおすすめは『遊戯王マスターデュエル』

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
©Konami Digital Entertainment
©2023 Konami Digital Entertainment

そんなカードゲームを手軽に遊ぶことができるシステムは無いのかと聞かれた時、断トツでお勧めしたいゲームが『遊戯王マスターデュエル』です。

こちらは世界中で大人気を泊してる『遊戯王OCG』(※OCG:オフィシャルカードゲームの略)というカードゲームが遊べるデジタルゲームになります。

遊戯王OCGは、漫画「遊☆戯☆王」に登場するカードゲームを再現するというコンセプトで作られたカードゲームであり、ゲームデザインはコナミが担当した。

1999年に発売を開始して以来、日本だけでなく全世界において幅広い人気を誇る。公式大会も開催されている(遊戯王ワールド・チャンピオンシップ、デュエリストキング・トーナメント等)。

世界で最も売れたトレーディング・カードゲームとしてギネス・ブックに認定されている。2011年6月14日には記録を自己更新し、販売枚数251億7000万枚を突破した。

引用:ニコニコ大百科

『遊戯王OCG』の詳しいルールは、公式が投稿している社会人向けのルール動画を是非ご参照ください。 

『遊戯王OCG』最大の特徴として、30年の歴史で生産され続けている10000種類以上の膨大なカードを自由に組み合わせて遊べるという楽しみがあります。

『遊戯王マスターデュエル』では、実物のカードゲームでは高価なカードでも集めやすく、インターネットを通じて幅広いプレイヤーとオンライン対戦が可能な画期的なゲームという点が強みとなります。海外のプレイヤーとも言語の障害無く楽しめます。

その膨大なカード数ゆえに、紙の『遊戯王OCG』をプレイしている際に相反しているカードが現れた際にどのように場の効果を解決し処理していくのかが一つの問題点でした。

実際のプレイでは対戦相手同士もしくはジャッジによる判断で複雑なルールに基づいて進められていくのですが、デジタルゲームである『遊戯王マスターデュエル』ではこういった処理はコンピューターが行ってくれます。

もちろん、基本的なルールはプレイヤーがある程度覚える必要がありますが、チュートリアルやUIによる補助も手厚いので実に画期的であるとプレイヤーには評価が高いゲームです。

膨大な数のカードプールと複雑なルールの組み合わせにより、『まるで”ソリティア”のようだ』と言われるほど一方のプレイヤーが連続して長いコンボを組み立てられるというのも一つの特徴です。

数多くのカードの効果やルールを理解し、それらを巧みに組み合わせるプロセスは、プログラミング開発に似た要素を含んでおり、無限の可能性が感じられます。

自分が構築したデッキから引いた限られた手札リソースを使ってどういった盤面を築いていくのか、流行りのカードの傾向や相手の公開されている情報を読み取ってどう戦略を組んで勝利へと導いていくのか。

数多のプレイヤーに勝っていくには、先述した能力はもちろん必要になっていき、鍛えることになります。

こうした要因により、カードゲームはもはや単なる娯楽の一環ではなく、エンジニアのスキルを磨く上で有益な側面も出てくるのです。


というわけで、エンジニアを志している皆さん。一刻も早くカードゲームを始めてみましょう。

ファブリカコミュニケーションズでは『【F.E.C】ファブリカeスポーツ部』という集まりが存在しています。

こちらのカードゲーム部門では、希望者に向けたファブリカチャンピオンシップ(通称”FCS”)の開催を随時予定しています。

次回は『マネジメントを行う人は今すぐウマ娘を育ててみよう』にてお会いしましょう。

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この記事を書いた人

林田 有司
プロダクト開発本部 開発チーム
林田 有司

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