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映像ディレクターが映像制作のディレクションで気を付けるべきポイント

2022/06/29 テクノロジー

普段みなさんがテレビやYouTubeで目にしている映像作品は、非常に多くの要素が絡み合って構成されています。カメラワークや色味、BGM、効果音、テロップなどの演出…。

映像ディレクターがカメラマンや映像編集者に映像を発注する際は、その複雑な要素を認識の齟齬(そご)が無いようにすり合わせる必要があり、決めるべき要件は非常に多いと言えます。

近年、特にコロナ禍になって以降、映像制作分野のマーケットは急拡大し、テレビではなくYouTubeで映像コンテンツを楽しむユーザーが増えました。

それに伴い、テレビ局だけでなく小規模なプロダクションやフリーの映像制作者が映像制作に携わるようになり、映像制作はかなり身近なものになりました。このことは、経験の浅いディレクターや映像制作者が協業する機会も非常に多くなったことも意味します。

筆者の周囲では映像分野に関わる人が多くいますが、認識の齟齬や要件定義のすれ違いから納期直前に大幅な修正が必要となったり、制作開始後に映像の単価変更を申し出られたり、最終的には編集者が飛んでしまったり…といった事例が後を絶ちません。

ディレクターと映像制作者は共に映像を作り上げるため、お互いの歩み寄りが重要です。

そこで映像制作者である筆者の経験から、ディレクターが映像を発注するときに気を付けるべきポイントをまとめました。

ポイント①映像作品の完成形を具体的に提示すること

これが最も重要なことです。これさえできていればどうにかなりますが、これができていないプロジェクトはほぼ燃えると言っても過言ではないほど重要です。

最もシンプルなやり方は、「こういう映像にしたい!」という参考映像をYouTube等で見つけ出し、映像制作者に提示することでしょう。

それをベースに、ディレクターはどういったテイストの作品に仕上げたいのか、どのタイミングでどのような演出を加えたいのかを伝えておくと良いでしょう。

映像の完成イメージをもとに、映像制作者は必要となる機材の選定や当日の撮影の段取り、カメラワークやカット割りを行います。

この時点でディレクターに完成イメージがなければ撮影現場で周囲のスタッフに頼ることになり、ディレクターが映像を理解していないと思われたり、各所で方向性のずれが生じる原因となったりするでしょう。

ポイント②出演キャスト・クライアントへの事前共有

映像への出演を誰かに依頼している場合は、映像制作者と決定した内容をロケ日までに共有しておく必要があります。

まず完成イメージを伝えておくだけでも、キャストは自分にはどのような振る舞いが求められているのか、当日の服装や小道具はどのようなものが必要か等を考えることができるでしょう。

また、決まったセリフやアクション等が盛り込まれている場合は、アドリブで乗り切れるのかカンペが必要なのかも事前相談しておくことで、当日の収録がスムーズになります。

また、映像制作がクライアント案件である場合も完成イメージを共有しておくことは必須です。映像発注者は、どのような映像が欲しいのか?そのイメージが曖昧である場合がほとんどです。

コンテやスライドに書き起こした完成イメージを共有しておくことで、撮影後の制作過程で大幅な修正を求められる、修正が絶えないといった事態を避けることができるでしょう。

ポイント③日頃から様々な映像制作品に触れ感性を磨くこと

映像ディレクターは、作り上げたい映像の完成イメージ・内容に則って、関係各所とコミュニケーションをとりながら映像作品を制作・演出するのが仕事であり、いわば映像制作のブレイン(脳)とも言える役割です。

映像作品のクオリティやテイストに大きく影響する役割であるため、日頃から映画やCM等を鑑賞しその完成を鍛えておくことが求められるでしょう。ひとつひとつのカットにどのような意味があるのか、その演出やBGMにはどのような意図があるのかを考えながら映像作品を観ることで、演出の引き出しを増やすことができます。

感性を磨くことによって、時に斬新なアイデアを生み出し、時にスタッフを統率し一体感のある演出を生み出すことができるでしょう。

まとめ

ここで記した内容は映像ディレクションに限らず、制作物のマネジメントに共通して求められるスキルです。

どのようなクリエイティブを作り上げたいのか、その完成イメージ(ゴール)を緻密にすり合わせておき、共通認識を形成しておくことが肝要です。

そのうえで必要なリソースを洗い出し、準備万端で収録当日を迎えるようにすれば、制作過程でのトラブルを避けることができるでしょう。

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この記事を書いた人

茂利 大輔
IS事業本部 デジタルマーケティング事業部 メディアチーム
茂利 大輔

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