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新社会人が成長速度を上げるヒント

2023/05/17 コラム/雑記

こんにちは、プロダクト開発本部の木谷です。

社会人になってから早いもので6年が経過しました。

今では有難いことに新入社員の方の研修やメンターなどを務めさせていただく機会もあり、業務に取り組む上での考え方や目標設定の方法などを若手社員に伝える機会も増えてきました。

今回は社会人なりたての頃に意識しておくことでちょっと成長スピードが早まるかも?というポイントをご紹介します。

初めの数ヶ月は仕事に慣れるのに精一杯かもしれませんが、少し意識するだけでも将来大きな差がつくと思うので、参考にしていただければ幸いです。

①目標設定を明確にする

成長を早めるためにまず実践してほしいのが、自身が今後どうなりたいのか、目標設定を行うことです。

成長を早めるためには、自分が何を目指しているかを明確にすることが大切です。目標が明確になっていないとインプットが漠然としてしまい、結果アウトプットに繋がらず、自身の成長を実感できなくなってしまいます。

それではモチベーションも上がりませんし、自分が実感できなければ周りにも成長が伝わらないと思うので、まずは明確な目標設定を行いましょう。

目標を定める際には期間を3つに区切り「半年以内に達成したい短期的な目標」「3年以内に達成したい中期目標」「5年以内に達成したい長期目標」の3つを定めるのがいいと思っています。

5年先までの目標が決まっていると、仕事でタスクに取り組む際に目標から逆算した立ち回りが意識できます。また日々のインプットも自ずと目標に沿った内容になっていくので、成長スピードが上がると思います。

また、短期目標を決める際には、本当にその目標を達成することで自身が考える中期目標、長期目標の実現ができるか、ということを意識して目標立てを行いましょう。

個人的な目標の定め方ですが、以下1~3の流れで定めるようにしています。

  1. 長期目標を定める
  2. その目標を達成するために必要な要素を洗い出す
  3. 洗い出した要素を分解し、目標達成期限から逆算してやるべきことを決める

3で決めたやるべきことがより短い期間の目標になっていくと思うので、短期的な目標になるほど、より具体的な内容になります。

②分からないことはその道の専門家に話を聞くようにする

文面だけ見ると当たり前のことなのですが、誰に聞いたらいいのか迷っている方に遭遇する機会が結構あるので、あえて述べておきます。

ここでいう専門家は社内の場合、その内容に最も詳しい人といった意味合いです。

働き始めた直後は特に分からないことだらけだと思います。そんな時「これって誰に聞いたらいいんだろう」と迷った場合は絶対にその内容の専門家に話を聞きにいくようにしましょう。

当然ですが専門でやっている人はそうでない人に比べ、単純作業一つとっても理解度に雲泥の差があります。

そういった方に聞きにいくことでその作業の背景やこれが何に繋がっているのか、など表面的な疑問の払拭以外に、本質を理解するためのヒントをもらうことができると思います。

業務に取り組む上でなぜそれが必要なのかを理解しているかしていないかで成長スピードが圧倒的に変わると思うので、そういった意味でも専門家に聞きにいくようにした方がいいと考えています。

またこれは僕個人が感覚的に思っていることなのですが、人の考え方に触れ続けているといつしか自分の中でその人のものの見方の基準のようなものが見えてきます。

これがあると、後々自分がある程度の裁量を持った際に、意思決定の助けになってくれることがあります。そういった意味でも初めのうちから積極的に専門家に話を聞きにいくようにしましょう。

弊社の場合は先輩社員に質問するとそのままより詳しい人に繋いでくれたりするので、積極的に先輩を使いましょう。

ただし毎回毎回行くとその人の時間を取り過ぎてしまうので、質問にいく前には聞きたい内容を整理していく必要があるとは思います、、!(ここも先輩社員とあらかじめ壁打ちしてみるなど上手く使っていくといいと思います、、!)

③自己分析を行う

3つ目は自己分析を行う、ということです。

自分自身の成長を確認するためには、定期的に自己分析を行うことが大切です。

また、これを行うことで自分自身の強みや弱みを把握でき、改善点を見つけ出すこともできます。

①で立てた目標をベースに自分自身の評価と周囲の人の評価を照らし合わせ目標達成度合いを図ることもできるので、定期的に意識して行うと良いでしょう。

僕自身の例だと自身の強みと弱みを1ヶ月に一回くらいの頻度で考える時間をとり、自分の目標と分析結果にずれがないか意識するようにしています。

また、他者評価はあらかじめ何人か定期的に評価を聞く相手を決め、一定期間を空け、同じような質問をすることで周囲から見える自身の評価の変遷を追うようにしています。(多分こんなことしているのは社内の誰にも気づかれていないと思うのですが、、、)

注意点として、他人の評価と自分の評価にギャップがあると働く上でモチベーション低下の原因となる可能性があるので他者評価をもらう時にはあまり感情的に捉え過ぎないようにしましょう。

課題を教えてもらえたことに感謝しつつ、粛々と改善に努めるようにする、くらいのほうが心理的にも楽ですし正しいと思います。

つらつらと書いてみましたが、以上が僕個人が思う成長スピードを早めるために意識した方がいいことです。

それぞれ短期的に見ると「成長スピードが上がるのか?」と思うような内容かもしれませんが、長期的に見ると積み上げで差がつく要因になるかなと思うので、ぜひ実践してみてください。

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この記事を書いた人

木谷 砂知
プロダクト開発本部 企画チーム
木谷 砂知

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