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勉強を楽しく効率良く行う方法

2022/07/20 コラム/雑記

早いものでもう社会人3年目。この前、私が所属するインターネットサービス事業本部にも新卒が入ってきてくれました!
さらには、その後輩の1人のメンターにも任命されました〜!自分がメンターをやる時が来るなんて思ってなかったので、とりあえず入社当時の自分の気持ちに立ち返り、何をされたら嬉しいと感じるかなーって考えながら、自分の思い描く理想のメンターを目指して頑張っているような状態です。

そうした理由もあり、ここ最近に、1年目の時の自分は何を頑張っていたかなあと振り返る機会がありました。
そうして思い浮かんだのが、とにかく必死に与えられた仕事をこなそうとがむしゃらに日々を過ごす自分の姿。

「企画ってどう立てたらいいんだ!?毎回考えることが違うから大変や!」
「ディレクションってどうしたらいいんだ!?え、ここの仕様?すいません、考えてませんでした!少々お待ちください!」
「なんか仕事めっちゃ溜まっているんだけど!?何から手を出せばいいの!?わからない!ヘルプ!!!」

こんな具合にてんてこ舞いな自分(あれ、今とそんなに変わってない気が・・・)。

とにかく、社会人には勉強しないといけないことが多すぎます。仕事の進め方からコミュニケーションの取り方、その業務を行う際に覚えておかないといけない知識などなど。

勉強は一生付きまとうもので、人生においてもう勉強しなくても良いフェーズなんてものは存在しないと思っています。もちろん今も勉強を繰り返し精進する毎日です。

では自分はどうやって勉強してきたかなーと考えたときに、ふと無意識にこんなことをしていることに気づきました。
それは、勉強と趣味を結びつけるという作業です。これが今までの自分の勉強ライフを大きく手助けしてくれているなあとしみじみ思いました。

ということで今回は、そんな100%筆者の主観と経験にしか基づいてない、科学的な根拠は一切なしの、完全に独自の勉強法について書かせていただきました。
どうか息抜き程度の温度感でご覧いただけると幸いです。
(無意識のうちに考えていることを無理やり言語化したので、破綻した論理や漏れている着眼点があるかもしれないです。ご了承ください。)

【前提】どうしたら勉強って捗るのか

自分が好きな分野の勉強をするときは、吸収も早いし記憶もずっと定着するなーって感じませんか?

ゲームが好きな人だったら、数十種類もいる敵のそれぞれの攻撃パターン、繰り出す技の威力や命中率。
スポーツが好きな人だったら、技の力の入れ加減、そのスポーツで実績を残してる有名人。
などなど、なんでこんなのを今でもずっと覚えているんだろ、っていうものまで、きっと皆さんは記憶していると思います。

このとき、上記のように感じる理由ってなんなんだろう?って考えたときに、該当する理由を大きく2つ挙げると、

  1. それをやっていて楽しいかどうか
  2. それをやる前向きな理由・モチベーション・目的があるかどうか

になると分析しています(世の中に出回っているデータ的にもそのようなことが書いてあるので、そこまで見当違いではないと思いますが・・・)。

1については、ではどうやったら人間は楽しいと感じるのか、というのが次のテーマになりますね。勉強についての代表的な変数は以下かなーと思います(ここまで来るともはや心理学のような気がしますね)。

  • 難易度
  • 成長を感じるか(達成感・満足感をどれだけ得られるか) などなど

国語が好きだけど算数は嫌いっていうのは、その人にとって国語と算数の難易度が違うから。成長を感じるかについては、「テストでいい点数を取った→前の自分より賢くなった→満足感・達成感を抱く→次ももっと頑張ろう」みたいなサイクルをイメージしています。
ちなみにこれがゲームになると、これにストーリーや駆け引きの奥深さなど、そのゲーム自体の質を決める要素がここに追加される感じですかね。

2については、言葉の通りだと思います。1のところであげた達成感や満足感はここにも当てはまりそうですね。テストでいい点数を取って満足感を得るというのがモチベーションになりますので。

ちなみに「前向きに」とつけているのは、「先生・会社・上司に言われたから」「これをやらないと怒られるから」と言ったネガティブな理由では、人間はやる気を出さないと思うからです。

ということで、勉強を捗らせるためには、勉強を楽しいと思える工夫勉強をするための前向きな理由の作成という2つのアプローチがあると私は考えています。

【本題】勉強と趣味を結びつける具体例

前置きが長くなりましたが、冒頭で書いた「勉強と趣味を結びつける」勉強法について説明していきます。
この勉強法には大きく2つのアプローチ方法があると考えています。今まで私が行ってきた2つの具体例を用いてそれを説明していきます。

①今勉強しようとしているものと趣味の共通点を探し出す

まず一つ目は、今勉強しているものを自分の趣味に置き換えることで、物事を理解するスピードを早める方法です。
私の場合は、前回書いたテックブログの内容と重複するのですが、私のメイン業務である企画という仕事と趣味である小説執筆を結びつけました。

簡単にまとめると、
「この会社に入るまでサイトの改善案を企画する仕事なんてしたことがなかったので、どうやってその要領を掴んでいこうかと悩んだ時期があったのですが、自分が普段小説を書くときに無意識にやっていることと実はやっていることが同じだと気づいたら、どういう流れで仕事を進めないといけないかをすんなりと理解することができました。」
というお話です。

もし中身が気になる方は下記記事をご覧いただければと思います!

またこれは企画という仕事だけではなく、もう一つのメイン業務であるマーケティング業務にも活かすことができました。
「企画を立てる前に行う分析業務」と、「自分が小説を書く際に市場に出回っているアニメや小説を漁ってトレンドを探す作業」をリンクさせて、要領をつかむということをしてました。

後から知ったのですが、このケースは結びつけるというより、小説執筆の方でやっていた作業も一つのマーケティング業務だったというオチでした。

②勉強を無理やり趣味に落とし込む

もう一つの方法が、趣味を通じて勉強する方法になります。勉強するという行為自体を楽しいものにしてしまおうという発想で、これは実際学校の先生等も取り入れていらっしゃる方法だと思います。

これは正直、実践するのはなかなか簡単ではありませんし、毎回使えるかと言われるとそうではないかもしれません。それに短期的に内容を詰め込まないといけない時には向かず、長期的にコツコツ一つのことを勉強していく際に向いてるかもしれないです。
ただ、この形に落とし込めた時のリターンは大きいです。

ではその内容を、過去に私が英語を死に物狂いで勉強していた時の方法で見ていきましょう。

家庭の都合で私は幼少期に4年間アメリカに住んでいたのですが、英語が全く喋れない状態で移住したので、それはもう大変な苦労を味わいました。
そんな中で、なんとか現地の学校でたくさんのアメリカ人に囲まれながら強引に英語を頭に叩き込んでいったのですが、その英語の習得に一役買ったのが、ゲームやアニメでした。

私が当時していたこととは、日本語でプレイしたことがあるゲーム・見たことがあるアニメの英語版に触れるということでした。
これがものすごく単語力と文章力の飛躍に貢献したのですが、その2つの理由を最初に説明した前提条件に当てはめて分析してみます。

メリット①ごく自然に英語に触れることができる

自分の感覚としてはただゲームをやっている・アニメを見ているだけなので、全く苦になりません。本人の感覚としてはただただ楽しんでいるだけ。

「へー、この技って英語で書くとこうなるのか!」「へー、このセリフを英語にするとこういう言い回しになるのか!」と感動しているだけで、みるみるうちに単語力が上がっていき、実際の日常会話にも使えそうな文章を覚えることもできます。

難易度が低くなるだけでなく、ここで覚えたことをそのまま学校生活にも活かすことができたので、自身の成長をすぐに実感できました。

メリット②モチベーションが落ちない

勉強という意識を持たないため、全くモチベーションが落ちません。むしろどんどん自ら進んでやっていく勢いです。
ただ楽しいだけでなく、「単語を覚えたらゲームがもっと簡単になる」「アニメの内容をよりストレスなく理解できるようになる」「学校でもっとクラスメイトとコミュニケーションを取れるようになる」と前向きな意識を維持できる要素が盛りだくさんです。
おまけにゲーム好きアニメ好きのお陰で友達もたくさん増えましたし、家に呼んでゲームする仲間もできたので、モチベーションはうなぎのぼりでした。

と言うように、ただ趣味を楽しんでいるだけで勉強までできるという状況を作り出せた私は、2年くらいで現地人と一緒に授業を受けられるまでに進化を遂げることができました。(ポケ◯ン、スポ◯ジ・ボブ、私のアメリカ生活はあなたたちに支えられていたと言っても過言ではない…。)

なかなかここまでうまく結びつけるのは難しいですが、こうして楽しさとモチベーションの維持の両方に効果を与える方法を見つけたら勝ち確定です。

ちなみに上記以外にも、ゲームや大河ドラマを通じて日本史の勉強をしたり、日本のバラエティ番組を通じて病気の知識を身につける、などなど日常でもこの例はたくさんありました。みなさんも一つくらい過去に同じような体験をしたことがあるかもしれませんね。

終わりに

完全に私の実体験だけで科学的根拠のない話を長々としてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
このように工夫一つ凝らすだけで、ただ机に向かってにらめっこするよりも、楽しく効率よく勉強することができます。

実はまだ紹介した内容が2つくらいあったのですが、これはまたの機会ということで・・・。

苦手意識があると、それだけでやる気も勉強効率も落ちるもの。みなさんもぜひ自分にあった勉強法を探してみてください!

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この記事を書いた人

tom
プロダクト開発本部 企画チーム
tom

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