プログラマーに意識して欲しいこと<初級編>

保守しやすいプログラムを作ろう!
システムは一度作って終わりではなく、バグ対応や仕様変更などの対応を繰り返し行なっていきます。
改修が容易にできるか難解かは、プログラムがメンテナンスしやすい構成になっているかが重要です。
読みにくいプログラムや同じような機能をコピーして増やしてしまい、改修範囲が広がってしまうプログラムなど、メンテナンス性の悪いプログラムは、改修を続けていくうちにバグを埋め込んだりテストに多くの時間を費やしたり、品質の維持が難しくなってしまいます。
メンテナンスの悪いプログラムは、リファクタリングをして改善をしていくことも重要になります。
メンテナンスを意識したプログラミングを心がけましょう!
パフォーマンスを考慮したプログラムを作ろう!
処理のスピードは重視されます。処理のスピードが遅いとサービスを使ってもらえません。
システムによって求められるスピードは違いますが、プログラミングする上では意識しておいた方が良いです。
サーバのスペックやネットワーク環境など様々な要因もありますが、プログラミングでもどのような実装するかによって処理スピードは変わってきます。
パフォーマンスを意識したプログラミングを心がけましょう!
デバックできるようになろう!

プログラミングしているとエラーはでます、大切なのは、エラーを解決するためのスキルを身につけることです。
エンジニアに必要な力は問題解決力。問題が発生したときには迅速に対応できなければいけません。
どんなエラーが発生するかは、起こってみないとわかりません。何が原因でその事象がおこっているか、突き止める必要があります。調査方法としては、分割統治法などさまざまな手法があります。
何が起きているのか、まずはしっかりと把握して、書いたコードを客観的に見てみましょう。
分割統治法とは
そのままでは到底解決できない大きな問題を小さく分割して、ひとつずつ解決していくことで、全体の解決を目指すという考え方です。
ログを見る癖をつけよう!

ログを見る目的は、システムの動作やエラーの原因を特定することです。
また、ログを見ることで、システムのパフォーマンスやセキュリティに関する問題を発見することができます。
ログは、システムの問題を特定する時、非常に重要な役割を果たしています。
エラー・例外処理をしっかり考えて実装しよう!
エラー処理とは、入力チェックなどの不整合データを制御する処理。
例外処理とは、想定外のエラーが起こったときの処理、システムエラーなど。
それぞれの処理が起こったときにどうような処理を実装するか設計しておくことで、意図しないデータが保存されたり、異常終了したりしないプログラムになります。
業務プログラミングにおいては、エラー・例外処理を組み込むことが重要なポイントになります。
保守性やシステムの安定稼働、不具合が発生したときの原因調査のしやすさなどが求められるためです。
テストの手法を覚えよう!
システム開発において品質は重要な要素です。
同値分割、境界値分析、組合せテストなどいろいろな手法があります。
やみくもにテストするのではなく、テスト対象の特徴に合わせてテストケースを組み、効率的かつ効果的にテストを行うことを心がけましょう。
ビジネスにおいては、上記のようなことを意識してプログラミングをしていく必要があります。
プログラミングがある程度できるようになったら次のステップとして、今回あげたようなことを意識して、プログラミングをおこなっていくとよりよいエンジニアになっていけると思います。
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