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ゲームで考える「モノの見方」

2020/09/09 コラム/雑記

皆さんは学術書や技術書は好きですか?
正直、私はマンガばかり読んでいてそういった難しい本は基本的には読みません。

しかし、新卒である私は、入社早々に休業による休みを頂くことになり、せっかくの機会なので何か難しい本を読もうと思いました。

そこで、たまたま大学の卒業祝いにゼミの先生から頂いた「ファスト&スロー」という本があったので、読んでみました。(下巻もあるのですがまだ読んでないですorz)

行動経済学や認知心理学を用いて、人がどのように物事を捉え、判断しているか実験を通して解明していくといった内容であり、身近な具体例を挙げて紹介されています。

行動経済学? 認知心理学?・・・何それ?( ゚д゚)ポカーン

と思う方、その通りです。私も読んでいて難しいなぁと思っていました。

しかし、その中でも一つ私が面白いと思った内容について紹介したいと思います。
読んだことをこのまま伝えてはこのブログを読んでも面白いと思ってもらえないので、私の好きな「ゲーム」で例えて考えてみたいと思います!

皆さんもゲームをプレイしている場面をイメージしながら読んでもらえると面白いかなと思います。

ハロー効果

早速ですが、皆さんはロールプレイングゲーム(RPG)を遊んだことはありますか?
そう、ドラクエとかファイナルファンタジーみたいなゲームです。

RPGに限ったものではないですが、大抵のゲームには敵が出てきます。そして、敵の倒し方を工夫することがいわゆる攻略になるわけです。

突然ですが一つ皆さんに考えてほしいものがあります。

あなたはRPGをプレイしていて、ボス敵との戦闘になりました。

そのボス敵は、とても防御力が高く物理攻撃が一切効きません。しかし、魔法攻撃には弱く2,3発魔法を打てば倒すことができます。

あなたの操作するキャラクターは、AとBの二体です。

プレイヤーであるあなたは、AとBのどちらのキャラクターがボス敵に有利だと思いますか?

おそらく、Aの方が有利だと考える人が多いのではないでしょうか?

そしてAを選んだ理由として、

  • 魔法使いみたいな見た目だから
  • 杖を持っているから
  • 足元に魔法陣みたいなものがあるから

などが挙げられると思います。

しかし!

私はAのキャラクターが魔法使いであるとは一切書いていません。ましてや、Aのキャラクターが魔法力が高い、魔法攻撃が出来るとすら書いていません。

全て皆さんのイメージでしかありません。

見た目が魔法使いみたいだという考えになったのは、皆さんがこれまで見てきた魔法使いが杖を持ってローブを被っていたからかもしれません。逆にBのキャラクターを選んだ人は、物理攻撃が効かないから剣を持っていても意味ないだろうと考えたかもしれません。

このように、人は提示された情報から目立つ特徴を見つけると、それを基に他の要素も評価してしまいます。
これを「ハロー効果」というそうです。

今回の場合、ローブや杖から見た目が魔法使いみたいと判断した人は、その評価を基に、魔法が使える、魔法力が高いと評価してしまったわけです。

もし、このゲームのAとBのキャラクターのステータスがこのようになっていたら違和感を覚える人もいるんじゃないでしょうか?

「なんだこのキャラクター!ク〇ゲーかよ!」となるかもしれません。

例え、このゲームの開発者がこのステータスに設定したとしても、プレイヤーからするとイメージに合わないがために悪い評価となってしまう可能性があります。

自分の見たものだけで物事の全てを評価するのは楽なようで恐ろしいことかもしれません。

実際どうなの?

ゲームの世界から抜けて実際の生活の中のどういった場面でハロー効果が表れるのか考えてみました。

1.面接

「ハロー効果の意味とは?心理効果をビジネスに活かそう」というの記事には、一例として面接での身だしなみが挙げられています。

就職活動中の学生なら面接は嫌というほど経験すると思います。(私も1年前はそうでした…)
少ない時間で多くの学生を相手に面接するわけですから、その中で判断するにはやはり見た目の印象は大事です。

また、そもそも面接で身だしなみが重要だという意見が出ているということは、

身だしなみが整っている = しっかりしている

といったイメージが出来てしまっているのかもしれません。

身だしなみ以外にも、○○だと好印象のようなものはあります。これらを実践することで多少なりともハロー効果を利用して有利になれるかもしれません。

2.アイデア出し

何か新しいものを売りたい、考えたいとなった時に、ビジネスモデルに当てはめて考える方法があります。

前例を踏まえて傾向を把握することが方法の一つとしてあります。しかし、前はこうだったから次もこうだろうという考えだけでは、斬新さに欠けてしまいます。

斬新なアイデアを出すということは、ハロー効果に縛られない考え方なのではないでしょうか?

ハロー効果に囚われないために、

  • 目の前の材料だけで結論を出さない
  • 積極的に他の人の意見を聞く
  • たまには自分の考えとは逆の考えからアイデアを出してみる

これらを意識してみると良いかもしれません!

さいごに

今回は、「ファスト&スロー」という本についてゲームを例に紹介してみました。

このように自分にとって分かりやすいものに置き換えて解釈することで理解しやすくなり、また、人に伝えやすくなると思います。

また、今まで読んでこなかったジャンルの本に触れることで、新しい発見や価値観が創造されるかもしれないので是非一度試してみてください!

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この記事を書いた人

やまなし
IS事業本部 プロダクト開発本部 インフラチーム
やまなし

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