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中古車選びと洋服選びの共通点からUXについて考えてみた

2022/04/20 デザイン/UX

世の中には不動産、飲食店、就職関連など様々な検索系サイトがありますが、それぞれの目的やターゲットに応じてコンテンツや機能などのUIは異なり、より検索しやすいよう工夫がなされています。

とはいえ、ユーザーが普段よく利用するサイトや、選ぶ際のこだわりによって「使いやすい」と感じる尺度は異なりますよね。「何がベストか」は一言では言い難いです。

弊社でも「車選びドットコム」という中古車検索サイトを運営していますが、より多くのユーザーに喜ばれるUXを常に追い求めていきたいものです。

そんな思いからか、最近検索系のサイトを目にすると分野に関わらず何か応用できるものはないか探してしまう自分がいます。

今回は普段からよく眺めているファッション通販サイトと比較して、中古車検索に活かすなら…と私なりに考えてみました。妄想レベルですので、ハードルを上げずに楽しんでくださいますと幸いです。

ファッション感覚で乗り換えを楽しむ中古車ユーザーが増加中!?

まずはじめに、ファッション通販サイトを題材に選んだ背景をご説明したいと思います。

中古車市場におけるこんな分析があります。

中古車市場において購入台数が最も多いのは20歳代、そして30歳代が続きます。また、購入単価も20~30歳代は、40歳代以降のどの年代よりも高くなっています。さらに、前回購入したクルマの乗車期間は20代は3.9年、30代が5.4年とこちらも全体平均の6.1年より短い期間で乗り換えていることが分かります。
(出典:「中古車購入実態調査2021」リクルート調べ)

まとめると以下のとおりです。
・中古車購入台数が最も多いのは20~30代
・購入単価も40代以降のどの年代より20~30代が高い
・平均乗車期間が20代は3.9年、30代は5.4年と全体平均6.1年より短い期間で乗り換えている

これらを踏まえると、20~30代の中ではファッション感覚で乗り換えを楽しんでいる人が増えていると考えることもできそうです。

ならば選び方、探し方もファッション通販サイトから学べることがあるかも!と思い、比較してみることにしました。

ターゲットを20~30代の若者層に絞り、ファッション通販サイトを参考に中古車選びをもっと快適に楽しくする方法を探ってみます。

また、昨今はスマートフォンでの検索が多くなっている事からスマートフォン版サイトを比較対象としました。

コーディネートやライフスタイルの紹介

まずは多くのファッション通販サイトには必ずといっていいほどある「コーディネート(スタイリング)紹介」。

スタッフや実際に商品を購入した人がアイテムごとの着回しを写真付きで紹介しているコンテンツで、雰囲気のある路地裏、アパレルショップ、おしゃれな街角など…紹介するアイテムのイメージに合ったシーンで撮影されています。

それを見たユーザーは、着丈や色味を確認したり、今持っている服と合わせられるか考えたり、今後どんなファッションを楽しめるのか想像したり…「それを纏った自分のイメージ」を膨らませることができます。

中古車を探す際も「車とともにある自分」をイメージする人は少なからずいると思います。ファッションのように車も自分を創る一つの要素と捉えるとなおさら、車と自分それぞれのイメージのマッチング具合は重要になりそうです。

車の写真だけでなく、SUVでキャンプに出掛けアウトドアを楽しんでいる姿、お気に入りのスポーツカーとともにかっこよくポーズをキメている姿、ファミリーカーに乗って家族で移動シーンを楽しんでいる姿…など、その車種を所有している人たちがカーライフを満喫している姿が見られると購入後のイメージが膨らんで欲しくなるかもしれません。

SNSに近い感じで楽しんでいるうちに、お気に入りの車に出会える可能性も高まります。

「何を買おうか悩んだら」

★何買おうか悩んだら | ファッション通販 Rakuten Fashion
https://brandavenue.rakuten.co.jp/matome/

最新のファッションをなにか取り入れたいけど、どうやって調べればいいかわからない…そんなときに季節に応じたトレンドの服や小物を紹介する記事を読むことができます。

新しいアイテムを知るきっかけになりますし、好みにマッチしていればそのまま購入ページに飛んでしまいます。(経験済)

中古車を探している人の中にも「おもちゃみたいな丸いシルエットの車が可愛くて好き」「かっこいいスポーツカーに乗りたい!」と漠然としたイメージはあるものの、実際の検索サイトに来てみたらなんて調べればいいかわからない…思っている人がいるのではないでしょうか。

ユーザーが描くイメージを具現化したような車を集めた記事を紹介し、その中の車を気に入れば具体的な条件で車を探すきっかけにもなり得るはずです。以下記事のようにユーザーの趣味と関連付けられるとより良いかもしれません。

★キャンプ好きにおすすめの車を紹介している記事
https://car-me.jp/osusume/articles/18778

特に探し始めのユーザーにおすすめできそうなコンテンツになる予感がします。

ファッション診断

★ファッションテイスト診断|ファッション通販 d fashion
https://dfashion.docomo.ne.jp/static/cont/id_lpTASTE

いくつかの質問に答えていくと、ユーザーの傾向を予測しおすすめのスタイルと商品を紹介するコンテンツで、最近ファッション以外でもコスメやスキンケアのランディングページなどでよく見かけます。

実際に欲しい車の条件で絞り込める診断ができるのもいいと思いますし、切り口を変えて「こういうファッションが好きな方にはこんな車がおすすめ!」と日常的に物事と結びつけて「ファッション×クルマ マッチング診断」というのも面白そうです。

「探す」事は大なり小なり大変に感じる作業ですので、ワクワクしながら探せる事は非常に重要です。

中古車を見る、探すことは楽しいと感じてもらう。そしてまた、そのポジティブな体験が今後も利用してもらえる事に繋がると考えます。

最後に

比較してみてわかりましたが、中古車検索サイトは探し方の提案がよく目につくところにあり、ある程度欲しい物が決まっているユーザーと希望に合った商品とを巡り合わせることを得意としている一方で、ファション通販サイトはランキングや商品(カテゴリ)紹介記事がよく目につくところにあり、何を買おうか明確でないユーザーへ潜在的に求めているものを欲しいと自覚させ購買意欲を高めることを得意としているように感じました。

一概にどちらが良いとは言えませんが、異なるユーザー層にアプローチするには最初に目的別で探し方を選べるとより多くの人に快適に中古車を探しもらえるかもしれません。

今回はあくまで私の妄想ですが、サービスをより良くするために思いを馳せるのは楽しかったです。

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この記事を書いた人

mone
IS事業本部 デジタルマーケティング事業部 デザインチーム
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